2000年の時を超える光の結晶「銀化ビン」の真実|虹色の輝きが生み出す化学的背景と骨董的価値
今注目を集めている 2000年の時を超える光の結晶「銀化ビン」の真実|虹色の輝きが生み出す化学的背景と骨董的価値について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
近年、割れてしまった古代の銀化ビンや瓶の破片(陶片ならぬ「玻片」)を再利用する動きが活発だ。破損して器形を保てなくなった考古遺物に新たな命を吹き込む試みである。
破片をシルバー925やゴールドの枠に嵌め込んだ「ローマンガラス・ジュエリー」は、世界に二つとない一点もののアートアクセサリーとして絶大な人気を誇る。二千年前のローマ人が手にした日常品が、時を経て現代の身に着ける芸術へと昇華したのだ。
また、洗練された空間を飾るインテリアとしても注目されている。和の空間「侘び寂び」の美学とも親和性が高い。風化という時間の経過そのものを愛でる感性は、現代のミニマリズムやヴィンテージ志向とも深く共鳴している。