「月」を「るな」と読む名は違法?戸籍法改正で変わる名付けの基準
「月」を「るな」と読む名は違法?戸籍法改正で変わる名付けの基準について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
そもそも「月」という漢字は、夜空に浮かぶ三日月の形を象った象形文字である。古代中国から連綿と受け継がれてきた常用漢字であり、もちろん人名用漢字としての使用も完全に認められている。生命の循環や静寂、美しさを象徴する文字として、古来より人名に好んで用いられてきた。
音読みの「ゲツ」「ガツ」、訓読みの「つき」という伝統的な読みに加え、近年では「るな」「らな」「らいと」といった多角的な読みが重ねられるようになった。人名用漢字としての漢字自体の法的正当性に疑いはない。問題は常に「その漢字にどのフリガナを振るか」という運用の柔軟性にあったのだ。