メダカの卵にカビ?有精卵の全滅を防ぐ見分け方とプロの完全対策

メダカの卵にカビ?有精卵の全滅を防ぐ見分け方とプロの完全対策について知っておくべき ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

採卵した容器の中で、卵が白く濁り、やがて綿状の白いフワフワに覆われる現象の主因は、水中に常在するミズカビ菌(サプロレグニア属など)の寄生です。水カビ病として知られるこの菌は、水草や飼育水などあらゆる水域環境に胞子として漂っています。

重要なのは、「健康な有精卵には本来、カビを寄せ付けない生体防御機能が備わっている」という事実です。有精卵の表面を覆う強固な卵膜(受精膜)と外層の酵素バリアは、菌糸の侵入を強力にブロックします。しかし、受精が成立しなかった「無精卵」や、受精後に何らかの要因で胚発生が停止した「死卵」は代謝を行いません。細胞が自己融解を起こしてタンパク質や脂質が水中に漏出し、卵が白く濁る(白濁する)過程で、ミズカビ菌の格好の栄養源となってしまうのです。

一度無精卵に着生したカビは、爆発的なスピードで菌糸を伸ばします。隣接する有精卵へ菌糸が物理的に絡みつくと、健全な卵膜であっても酸素供給が遮断されて窒息状態に陥り、発生途中の胚が死亡します。その結果、死んだ卵が新たな足場となり、ドミノ倒しのように容器内の卵が全滅する集団感染へと発展します。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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