ヤギ肉の本当の名前は?シェボンや沖縄ヒージャーの謎と羊肉の違い
ヤギ肉の本当の名前は?シェボンや沖縄ヒージャーの謎と羊肉の違いについて知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。
見た目や流通量の少なさから混同されがちなヤギ肉と羊肉ですが、生物学的な分類から肉質の特徴まで明確な違いがあります。羊はウシ科ヒツジ属(Ovis)であるのに対し、ヤギはウシ科ヤギ属(Capra)に属する全く別の動物です。
羊肉は生後1年未満の仔羊を「ラム」、それ以上の成羊を「マトン」と呼び分け、脂身に独特の甘みとコクがあるのが特徴です。一方のヤギ肉は、筋肉質で赤身の比率が極めて高く、脂質が少ないため締まった肉質と野性味あふれる風味が際立ちます。
ここで多くの人が疑問を抱くのが、「インド料理店などで頼むマトンカレーに、なぜヤギ肉が使われていることがあるのか」という点です。南アジア(インド、パキスタン、ネパールなど)の英語表現では、歴史的な慣習として「成体のヤギ肉をマトンと総称する」文化が定着しています。本場のレシピで作られた本格カレーの「マトン」は、実はヤギ肉を使用しているケースが珍しくありません。