雅子さまのお印「ハマナス」に宿る想いと由来|ご家族を繋ぐ象徴
雅子さまのお印「ハマナス」に宿る想いと由来|ご家族を繋ぐ象徴を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
皇室における「お印」とは、皇族お一人ずつに定められる独自のシンボルマークです。その起源は江戸時代後期、宮中において身の回りの品々が誰のものであるかを識別するための「名札」や「印章」のような実用的な役割から始まりました。明治以降に制度的な慣習として定着し、現在まで大切に受け継がれています。
お印の決め方は、男性皇族や皇室に生まれたお子さまの場合、誕生時に両親である天皇皇后両陛下や宮家当主が願いを込めて選定するのが通例です。一方、民間から皇室へ嫁がれた女性皇族の場合は、ご成婚の準備が進む中で、ご本人の希望やゆかりのある植物・図案をもとに、お相手の皇族方と相談を重ねて決定されます。
文字ではなく、多くは日本の豊かな自然を象徴する樹木や草花が選ばれる点が特徴的です。身の回りの文具、銀製の小箱(ボンボニエール)、和服の染めや刺繍、公式行事で用いる調度品に至るまで、あらゆる私有品にお印が施され、皇族方の日々の暮らしと公務に寄り添っています。