猫が水を吐くのはなぜ?命に関わる危険な病気と受診の目安を徹底解説
猫が水を吐くのはなぜ?命に関わる危険な病気と受診の目安を徹底解説について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
Q1:猫が水を飲んですぐ吐くのはなぜですか?病気以外の理由もありますか?
A1:病気以外では「冷たい水を一気に飲み干したことによる胃の急激な収縮」や「低い位置で飲んだことによる食道からの逆流(吐出)」が挙げられます。ただし、飲むたびに毎回吐き出す場合は、食道炎や消化管閉塞、急性胃腸炎の可能性が極めて高いため、単なる早飲みと自己判断するのは禁物です。
Q2:透明な水や白い泡を吐いていますが、元気がある場合は様子見でいいですか?
A2:1回のみでその後ケロッとしており、数時間後に少量の水を飲んでも吐かない場合は半日程度の経過観察が可能です。しかし、猫は重篤な病気(慢性腎不全や膵炎など)を隠す傾向があるため、「元気に見えても1日に2回以上吐く」「翌日も続く」という場合は必ず受診してください。
Q3:脱水症状が起きているかどうかを自宅で見分ける方法はありますか?
A3:首の後ろの皮膚をつまみ上げて離す「ピンチテスト」を行ってください。皮膚が瞬時に戻らず数秒間盛り上がったままになる場合、また上唇をめくって触れた歯茎が乾いてネバネバしている場合は脱水が進行しています。速やかな点滴治療が必要です。
Q4:動物病院ではどのような検査や治療が行われますか?
A4:問診後、触診による腹部確認、脱水や腎臓・肝臓・電解質バランスを評価する血液検査、異物や巨大食道症を確認するレントゲン・エコー検査が行われます。治療としては、脱水を補正する皮下点滴や静脈点滴、嘔吐を抑える制吐剤(マロピタント等)の投与、基礎疾患に応じた投薬が実施されます。