有田芳生の現在と真相に迫る|旧統一教会追及と選挙激闘の全貌
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有田氏の政治的スタンスを理解する上で、ジャーナリストとしての過酷な現場経験を切り離すことはできません。1952年に京都府で生まれ、立命館大学経済学部を卒業後、出版社勤務を経てフリーランスのジャーナリストへ転身。日本共産党員としての活動歴を経て離党するなど、若年期から政治運動の内部矛盾を肌で知る人物でもありました。
同氏が全国的な知名度を獲得した契機は、1980年代後半から開始した旧統一教会の霊感商法や合同結婚式に関する調査報道でした。1992年に女優の桜田淳子氏や元新体操選手の山崎浩子氏が合同結婚式に参加した際、日本テレビ系『ザ・ワイド』などのワイドショーで徹底解説を展開。カルト宗教の手口を白日の下に晒しました。
さらに1995年の地下鉄サリン事件前後には、オウム真理教の危険性をいち早く警告し続けたことで教団側から命を狙われる事態に直面します。教団幹部が有田氏の自宅周辺を徘徊し、暗殺計画の対象にリストアップされていた事実は、当時の警察当局の捜査や関係者の証言録でも明らかになっています。家族の安全を守るため警察による24時間警護を受けながらも、テレビカメラの前で怯むことなく教団の欺瞞を暴き続けた経験が、現在の「権力や威圧に屈しない攻撃的な論陣」の骨格を形成しました。
しかし、オウム事件の収束とともに大手メディアが旧統一教会問題の追及から徐々に手を引いていく中、有田氏は被害者救済に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士らと連帯し、地道な追跡取材を継続。2010年に旧民主党から参議院議員比例区に出馬して初当選を果たした背景には、「既存のメディア報道の限界を突破し、立法府の力でカルト規制を実現する」という明確な動機が存在していました。