都庁エリートの出世コース解剖!花形部署と昇任試験・年収のリアル
都庁エリートの出世コース解剖!花形部署と昇任試験・年収のリアルの総合ガイドをご紹介します。役立つ情報が詰まっています。
霞が関の国家公務員総合職(旧キャリア官僚)と異なり、都庁には特定の大学出身者だけで構成される排他的な学閥は表面的には存在しません。しかし、実際の幹部名簿を紐解くと、東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学、中央大学、東京都立大学などの出身者が上位役職の多くを占めているのが実情です。
高度な記述力・論理的思考力が求められる昇任試験を上位で突破する層に難関大学出身者が多いことも一因ですが、それ以上に幹部候補として選ばれる人物には際立った特徴があります。
第一に求められるのは、「都議会対応と他局調整を円滑にこなす高度な政治的バランス感覚」です。都政の重要施策は都議会各会派への丁寧な根回しなしには進みません。理路整然とした説明力だけでなく、相手の意図を汲み取って落としどころを見出す対人折衝能力が極めて高く評価されます。
第二に、「突発的な危機や制度設計の難局における業務処理スピードと胆力」です。知事からの急な指示や社会情勢の急変に対し、徹夜も辞さず短時間で完璧な方針資料や答弁書を仕立て上げるタフネスを備えた職員が、上層部の強い信頼を勝ち取っていきます。