アンパンマン初期が怖い理由とは?顔をちぎる衝撃原作と誕生秘話の真相
アンパンマン初期が怖い理由とは?顔をちぎる衝撃原作と誕生秘話の真相に関する疑問を分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。
童話『十二の真珠』から4年後の1973年、フレーベル館の月刊絵本「キンダーおはなしえほん」シリーズの一作として刊行されたのが、幼児向け絵本の初版『あんぱんまん』です。ここで初めて、頭部があんパンでできたキャラクターが登場しました。
しかし、当時の絵本を開いた読者に強烈なインパクトを与えたのが、アンパンマンが初期に顔をちぎる直接的かつ生々しい描写でした。お腹を空かせた旅人に「僕の顔を食べなさい」と差し出し、頭部が削り取られて後頭部がぽっかりと欠けた状態で空を飛ぶ姿は、幼児向け絵本としてはあまりに異形でした。
出版当時、幼稚園の先生や保護者、評論家からは「アンパンマン絵本初版は怖い」「顔を食べさせるなんて残酷でグロテスク」「子どもに見せられない悪書だ」と猛烈な批判とバッシングが巻き起こりました。当時の出版関係者の証言によると、当初は重版すら危ぶまれるほどの逆風だったと記録されています。しかし、現場の大人の拒絶反応とは裏腹に、子どもたちはこの異形のヒーローに熱狂的な支持を寄せ始めました。