マックのケチャップ有料化は本当?無料配布終了の噂と現場の真相
マックのケチャップ有料化は本当?無料配布終了の噂と現場の真相とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。
無料サービスの引き締めが行われる背景には、外食産業全体を覆う深刻なコスト高騰がある。トマトの国際相場は、主要産地での異常気象や干ばつによって歴史的な高水準で推移してきた。調味料大手のカゴメやハインツをはじめ、加工用トマトを取り扱うサプライチェーン全体が加工費・包装資材費の上昇に直面している。
ファストフード業界において、ポテトに添えられるケチャップの小袋は、これまで「顧客満足度を高めるための販促コスト(無料サービス)」として処理されてきた。だが、年間数億食を販売する規模となれば、小袋1包の調達コストが数円上がるだけで、年間数億円規模の利益圧迫要因へと膨れ上がる。
「たかがケチャップ1個」と消費者は思いがちだ。しかし企業側から見れば、廃棄ロスや過剰配布を抑制することは、商品本体の価格維持に向けた防波堤にほかならない。