客員教授とは?特任教授との違いや年収・芸能人が選ばれる裏側を徹底解説

客員教授とは?特任教授との違いや年収・芸能人が選ばれる裏側を徹底解説についての真相をお届けします。

タレント、文化人、元プロアスリート、ジャーナリストなどが客員教授に就任するニュースを見て、「大学院を出ていないのになぜ教授になれるのか」と疑問を抱く人も多いでしょう。

結論から言えば、客員教授の就任に「大学院修了(修士・博士号)」や「学術論文の実績」は法的に必須ではありません。文部科学省が定める大学設置基準では、専任教員に対して一定の研究業績や学位を求めていますが、客員教員の選考基準は各大学の裁量に委ねられています。多くの大学では、「特定の分野において高度な実務経験や卓越した業績を有する者」を客員教授として招聘できる規程を設けています。

大学側が著名人や芸能人を積極的に起用する背景には、明確な2つの狙いがあります。

① 志願者確保に向けた強力な広報(PR)効果
少子化に伴い大学全入時代が定着する中、各大学は激しい学生獲得競争にさらされています。知名度の高いタレントや文化人が客員教授に就任すれば、全国ニュースやSNSで大学名が広く拡散され、オープンキャンパスや入試広報において絶大な宣伝効果を発揮します。

② 実社会の生きた知見を学生に還元する価値
学問的な理論だけでなく、芸能界、メディア、プロスポーツ、企業経営の第一線で戦ってきた人物の講話は、学生のキャリア意識を刺激する貴重な機会となります。さかなクン(東京海洋大学客員教授)のように、類まれな専門知識と普及啓発力を高く評価されて長年教壇に立ち続ける成功例も存在します。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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