生後4ヶ月のミルク量目安と飲まない理由|完ミ・混合の基準を解説
生後4ヶ月のミルク量目安と飲まない理由|完ミ・混合の基準を解説の詳細解説を解説します。専門的な知識がチェックできます。
赤ちゃんの認知機能発達が原因とはいえ、毎回の授乳で半分以上残されると調乳の手間や精神的ストレスは相当なものです。授乳外来や母乳育児相談の現場で実際に指導されている、環境設計と器具の見直しによる具体的アプローチを提示します。
最も即効性があるのは、授乳時の視覚・聴覚情報の徹底的な遮断です。テレビやスマートフォンの動画を消すのはもちろんのこと、照明を少し落とし、家族の出入りがない静かな部屋で授乳を行います。授乳者自身もスマートフォンを操作せず、赤ちゃんと目を合わせ、静かに語りかけながら与えることで、赤ちゃんの集中力を哺乳に向け直すことができます。
盲点になりやすいのが、哺乳瓶の乳首(ニップル)のサイズ不一致です。生後3ヶ月頃まで使用していた丸穴のSサイズをそのまま使い続けていると、1回に吸い出せるミルクの量が少なくなり、赤ちゃんが飲む途中で顎の筋肉を疲弊させて諦めてしまうケースがあります。逆に、乳首のサイズが大きすぎてミルクが勢いよく出すぎると、むせ込みを嫌がって飲むのを拒否することもあります。
哺乳開始から10分以上経過しても100ml未満しか進まない場合は、乳首の穴の形状(スリーカットやYカット)やMサイズへのサイズアップを試す価値があります。また、1回の授乳時間は20分〜最長でも30分で切り上げるのが鉄則です。飲まないからと1時間近くダラダラと咥えさせ続けると、お腹が空くリズムが完全に崩れ、次の授乳でも満腹感が中途半端に残る悪循環に陥ります。