雇用保険に入っていない会社は違法?失業保険を諦めない2年遡及の救済策

雇用保険に入っていない会社は違法?失業保険を諦めない2年遡及の救済策とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

正当な理由なく雇用保険の手続きを怠り、行政からの是正指導にも従わない事業主に対しては、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金という刑事罰が科される定めになっています(雇用保険法第83条)。さらに、過去に遡及して加入が決定した場合、会社は過去分の保険料(労働者負担分および事業主負担分)を一括して追徴納付しなければならず、延滞金を含めた重い金銭的負担を背負うことになります。

労働者が自己防衛するために不可欠なのは、「働いていた実態」を示す証拠の保全です。「雇用契約書」「直近2年分以上の給与明細」「シフト表やタイムカードの記録」「業務メールやチャット履歴」などは退職後も絶対に破棄せず保管してください。これらの資料が揃っていれば、会社がどれほど言い逃れをしようとも、ハローワークを通じて強制的に加入資格を認めさせることが可能です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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