縮毛矯正とストパーの違いは?どっちが正解?ダメージと持ちの真相をプロ解説
縮毛矯正とストパーの違いは?どっちが正解?ダメージと持ちの真相をプロ解説の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。
インターネット上の掲示板やSNSで頻繁に見られるのが、「ストパーをかけたのに、1週間でくせ毛が戻ってうねりが伸びなかった」という失敗談です。これは薬剤の効きが甘かったのではなく、そもそも施術の目的と髪質のミスマッチが原因です。
ストレートパーマは、人工的にあてたコールドパーマのウェーブを解く(パーマ落とし)ために開発された技術です。生まれつきのくせ毛や強い縮毛は、毛根の形状や毛髪内部のタンパク質分布が不均一になっているため、薬剤で結合を緩めるだけではストレートに再配列されません。アイロンの熱で物理的にプレスして伸ばさない限り、シャンプーを繰り返すうちに元のうねりへと戻ってしまいます。
一方で、縮毛矯正における最大の失敗事例としてネットで騒然となるのが「ビビリ毛(チリチリとした縮れ毛)」です。これは、ブリーチ歴のあるハイダメージ毛や極細毛に対し、過剰なアルカリ濃度の薬剤を放置しすぎたり、濡れた状態で高温アイロンを当てて水蒸気爆発を起こしたりした結果、髪のタンパク質が完全に破壊されて起きる現象です。
一度ビビリ毛になってしまった毛髪は、現代の毛髪科学でも完全な自己再生は不可能です。トリートメントで一時的に手触りを誤魔化すか、傷んだ部分を少しずつ切り落とすしかありません。施術前の正確な履歴共有と、適切な薬剤コントロールができる熟練スタイリストの選定が不可欠です。