【2026年独自取材】理系枯渇ニッポンの防波堤か、それとも現代の派遣沼か?「スタッフサービス・エンジニアリング」が技術者市場を飲み込む現場のリアル

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文系出身や異業種からのキャリアチェンジ組にとって、同社の門戸は依然として広い。独自の研修施設やオンライン学習プラットフォームを前面に押し出し、「やる気さえあれば育成する」というスタンスは今も健在だ。

だが、甘い言葉の裏には冷徹な市場原理が横たわっている。最初の配属先がテスト工程や単調なCAD修正、あるいはコールセンターまがいの運用保守に固定されてしまえば、数年経っても「技術者」とは名ばかりの作業員で終わるリスクは消えない。自ら貪欲に資格を取り、現場のベテランに食らいついてスキルを盗める人間だけが、上位レイヤーの設計開発案件へと這い上がっていく。育成体制があることと、育ててもらえることは同義ではないのだ。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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