Wi-Fiの2.4Gと5Gの違いとは?速度や電波の強さをプロが徹底比較
Wi-Fiの2.4Gと5Gの違いとは?速度や電波の強さをプロが徹底比較に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
手元のデバイスを適切な周波数帯に接続するためには、ルーターから発信されているSSID(ネットワーク名)を正確に見分けるリテラシーが欠かせません。国内主要メーカーのルーターでは、以下のような命名規則が採用されています。
【主要メーカー別 SSID命名規則の見分け方】
- バッファロー(BUFFALO):「Buffalo-G-xxxx」(2.4GHz)/「Buffalo-A-xxxx」(5GHz)
- NEC(Aterm):「aterm-xxxxxx-g」(2.4GHz)/「aterm-xxxxxx-a」(5GHz)
- エレコム(ELECOM):「elecom2g-xxxxxx」(2.4GHz)/「elecom5g-xxxxxx」(5GHz)
- TP-Link:「TP-Link_XXXX_2.4G」(2.4GHz)/「TP-Link_XXXX_5G」(5GHz)
近年の高性能ルーターには、2.4GHzと5GHzのSSIDを1つに統合し、ルーター側が電波状況に応じて接続先を自動で切り替える「バンドステアリング機能(スマートコネクト)」が標準搭載されているモデルが多く存在します。一見便利に思える機能ですが、現場のユーザー検証では「ルーターから少し離れただけで勝手に低速な2.4GHzへ落とされ、ルーターの至近距離に戻っても5GHzへ復帰しない」という挙動トラブルが散見されます。通信の安定性を重視する場合は、管理画面からバンドステアリングを無効化し、2.4GHzと5GHzのSSIDを個別に分離して手動選択できるように設定しておくのが有効な対策です。
なお、2026年現在のネットワーク環境では、従来の2.4GHz/5GHzに加えて「Wi-Fi 6E」および「Wi-Fi 7」で解放された「6GHz帯」の普及が進んでいます。6GHz帯は5GHz帯以上に干渉ノイズがなく、超広帯域(最大320MHz幅)の通信が可能ですが、障害物による減衰は5GHz以上にシビアです。周波数ごとの物理的メリット・デメリットを把握し、接続先を最適化する重要性はこれまで以上に高まっています。