コストコチキンの切り方完全解剖!プロが教える部位別解体と絶品保存術
今注目を集めている コストコチキンの切り方完全解剖!プロが教える部位別解体と絶品保存術について、多角的な視点を整理して公開しています。
ロティサリーチキンの解体手順は、鶏の骨格構造に従って「外側の部位から内側の部位へ」順に進めるのが鉄則です。力任せに骨を断ち切るのではなく、関節の隙間にハサミや刃先を滑り込ませる感覚で行うと驚くほどスムーズに作業が進みます。
ステップ1:固定されているタコ糸を切断して除去する
チキンの形状を保つために両脚を縛っているタコ糸をキッチンバサミでカットし、完全に取り除きます。背中側や底面に入り込んでいる場合があるため、見落としのないよう確認します。
ステップ2:もも肉(レッグ・サイ)の切り離し
チキンを仰向け(胸肉が上)に置きます。胴体ともも肉の間にある皮に包丁で軽く切れ目を入れ、もも肉を外側へグッと開きます。すると脚の付け根にある股関節(白い軟骨部分)が露出します。この関節の隙間にキッチンバサミの刃を入れ、パチンと切り離すと、骨付きもも肉が左右2本綺麗に外れます。
ステップ3:手羽(ウイング・手羽先&手羽元)の切り離し
胴体の両脇についている手羽を外側に引っ張り、胴体との接続部分にある関節を確認します。もも肉と同様に、関節の間にハサミを入れるだけで力を入れずに左右2本の手羽が切り離せます。
ステップ4:胸肉(ブレスト)の切り出し
中央に縦に走る胸骨(キールボーン)を確認します。胸骨の真上から骨の左右どちらか一方に沿わせるように包丁の刃を垂直に入れ、骨に沿ってゆっくりと削ぎ落とすように下へ滑らせます。最後に底部の肋骨から身をすくい取るように外すと、大きな塊のまま胸肉が2枚取れます。この塊を繊維に対して直角に1.5cm幅でスライスすれば、美しいオードブル風の盛り付けが完成します。
ステップ5:ささみ・背肉(ソリレス)の回収
胸肉を外した骨のすぐ内側に、細長い「ささみ」が左右1本ずつ残っています。ここは手で引っ張るだけで簡単に取れます。さらに、チキンを裏返して背骨側のくぼみを見ると、ピンポン玉大の丸く柔らかい肉の塊「ソリレス(オイスターミート)」が2つ付いています。ここは1羽の中で最もジューシーで旨味が凝縮された希少部位のため、スプーンや指先で忘れずにすくい取ります。