団粒構造とは?プロ農家が実践する土作りと単粒構造との違いを徹底解説
団粒構造とは?プロ農家が実践する土作りと単粒構造との違いを徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
Q1:プランター栽培の古い土でも団粒構造を復活させることはできますか?
A1:十分に可能です。古い土は団粒が崩れて微粒子が底に溜まり、根詰まりを起こしやすい状態にあります。まず新聞紙やブルーシートの上に土を広げて古い根やゴミを取り除き、直射日光に当てて熱消毒を行います。その後、土全体の約20%〜30%の体積にあたる完熟腐葉土や牛ふん堆肥、さらに通気性を高めるくん炭やリサイクル土壌改良材をしっかりと混ぜ合わせ、適度な湿り気を与えて2週間ほど寝かせることで、再び微生物が定着して団粒構造が再生します。
Q2:粘土質の土と砂質の土では、団粒構造の作り方にどのような違いがありますか?
A2:土質によって優先すべき補助資材が異なります。水はけが悪く硬化しやすい重粘土質土壌の場合、まずは空気の通り道を確保するため、粗大有機物であるバーク堆肥や籾殻、パーライトを多めに混入して物理的な隙間をこじ開ける必要があります。一方、水も肥料も素通りしてしまう砂質土壌では、水分と栄養を吸着する力(CEC)を補うため、保水性に富む完熟牛ふん堆肥や腐植酸(フミン酸)ペレット、ゼオライトを重点的に投入して土の結束力を高めるのが定石です。
Q3:ミミズがたくさんいる畑は団粒構造になっている証拠ですか?
A3:基本的にはその通りです。ミミズは土中の未分解有機物や土壌粒子を一緒に食べ、消化器官の中で微生物とブレンドして糞として排出します。このミミズの糞粒こそが、水に溶けにくく極めて安定した天然の高品質な団粒(耐水性団粒)そのものです。ミミズが活発に活動している土壌は、彼らのエサとなる有機物が豊富であり、通気孔が縦横無尽に掘り進められている健全な土壌環境の確固たる証拠といえます。