ボカロとは?仕組みや人気の理由・米津玄師ら名曲の歴史を徹底解説

ボカロとは?仕組みや人気の理由・米津玄師ら名曲の歴史を徹底解説についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

ボカロとは、ヤマハ株式会社が開発した音声合成ソフトウェア「VOCALOID(ボーカロイド)」、およびその技術を使って制作された楽曲やカルチャー全般を指す略称です。従来の録音音源を切り貼りするサンプリングとは根本的に異なり、人間の声をあらかじめ録音・分解してデータベース化し、パソコン上で「メロディ(音階)」と「歌詞(言葉)」を入力するだけで、誰でもオリジナルの歌声を作成できる点に最大の特徴があります。

技術の仕組みを分かりやすく説明すると、人間の発音を子音と母音の最小単位(音素)に細かく分解して「素片(そへん)」として保存し、入力された音符の高さや長さに合わせて滑らかにつなぎ合わせる「素片連結型音声合成」という高度な信号処理を行っています。これにより、鍵盤を叩いて文字を打ち込むだけで、まるで専属のボーカリストが目の前で歌っているかのようなトラックを生み出すことが可能になりました。

この技術が一気に社会現象へと発展した決定的な契機が、2007年8月31日にクリプトン・フューチャー・メディア株式会社から発売された「初音ミク(CV: 藤田咲)」の誕生です。それまでの音声合成ソフトは「DTM(デスクトップミュージック)の制作支援ツール」という無機質な位置づけが主流でした。しかし、初音ミクは「青緑色のツインテールを持つ16歳のバーチャルシンガー」という魅力的なキャラクター造形を前面に打ち出したことで、音楽制作者だけでなく、イラストレーター、アニメーター、リスナーの想像力を一気に刺激したのです。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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